3月1日に、本学学生がパリ?ユネスコ本部において、ユネスコの「文化的表現の多様性の保護及び促進に関する条約」について、日本の現状について報告?発表を行いました。本条約は2005年に締結され、2007年に発効しましたが、日本は未批准です。しかし条約の内容の社会的そして学術的重要性に鑑み、本学の神戸グローバルチャレンジプログラム(GCP)および国際人間科学部のグローバル?スタディ?プログラム(GSP)「ユネスコ文化研修」プログラムの課題として、ユネスコ本部及びユネスコ日本政府代表部による支援の下、全学からの17名の参加学生によって行われました。

 この研修は、林良子教授(グローバル教育センター?国際人間科学部)、橋田力准教授(グローバル教育センター)の指導?引率で実施され、パリのOECD本部、ベネチアのユネスコ事務所も訪問し、国際機関でのグローバルキャリアについて学ぶとともに、全学協定校のパンテオン=アサス大学(パリ)、およびカ?フォスカリ大学(ベネチア)の学生とも合同のセミナーを開催し、コロナ禍を経て実に4年ぶりのヨーロッパでの対面交流会が実現しました。

 神戸大学では、今後ともユネスコ等国際機関との連携を深め、グローバル社会で活躍する学生の資質向上に努めてまいります。

    

?                            (グローバル教育センター 海外派遣教育部門)