神戸大学医学部附属病院看護部は、株式会社ユーザーローカル (東京都品川区、代表取締役社長 伊藤将雄 以下:ユーザーローカル) ※1の協力を得て、AI搭載のアニメーションチャットボット※2を使用した「看護学生向け患者コミュニケーション演習教材」を開発しました。

この教材開発プロジェクトは、神戸市が行う若手研究者の研究助成制度である「大学発アーバンイノベーション神戸 (企業テーマ提案型)」※3に神戸大学 (研究代表者:ウィリアムソン彰子) が採択され、実施しました。

概要

神戸大学医学部附属病院看護部では、2020年度の新型コロナ感染禍で臨地実習が出来なくなった看護学生に対応するための教育イノベーションに取り組んできました。その経験から、感染症の影響などで十分な実習ができない看護学生のため、神戸市の「大学発アーバンイノベーション神戸 (企業テーマ提案型)」の採択を受けたプロジェクトにより、VRとチャットボットを使った患者コミュニケーション演習教材を開発しました。

この教材では、患者とのリアルな受け答えのシミュレーションの部分に、ユーザーローカルの提供するAI搭載のアニメーションチャットボットを採用しています。CGキャラクターの製作はXR (VR/AR/MR) の技術提供をする南国アールスタジオ株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秦勝敏) の技術提供を受けています。

小児患者の「群 果林ちゃん」のチャットボットでは、体温測定や聴診器を嫌がりやすい年齢の子どもに対してどのように協力を得るかといったロールプレイングが可能となるよう、甲南女子大学看護リハビリテーション学部 (兵庫県神戸市) 小児看護学講座の岩瀬貴美子准教授らとの意見交換を重ねてシナリオを構築しました。AI搭載のCGキャラクターを用いたアニメーションチャットボットを利用することによって、学生が気軽に何度でも患者とのやり取りのシミュレーションを行うことができます。本教材は7月末から看護教育現場にて試用開始しました。

神戸大学医学部附属病院とユーザーローカルは、今後も看護学生の学習体験の向上に向けた教材開発に協力してまいります。

株式会社ユーザーローカルについて

株式会社ユーザーローカル (東証プライム、証券コード:3984) は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティング支援を行う技術ベンチャー企業です。

社名
株式会社ユーザーローカル
所在地
東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー4F
代表者
代表取締役社長 伊藤将雄

アニメーションチャットボットについて

60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術とテキスト解析の精度向上に特化した独自開発AIとCGキャラクターを組み合わせたチャットボットです。音声対話に対応し、キャラクターが会話内容に応じた仕草を返すことにより、高品質なコミュニケーションを実現します。

大学発アーバンイノベーション神戸 (企業テーマ提案型) について

SDGsに紐付けられた神戸 2025 ビジョン (神戸市の 5 か年計画) の目標達成につながる神戸市の地域課題?行政課題の解決や高度人材の発掘?育成?循環の枠組みづくりを目的とする若手大学研究者の研究を助成する神戸市の事業。2022年度より、企業版ふるさと納税を財源とし、産官学連携により支援を行う「企業テーマ提案型」を新設。第一号寄付者として、三井住友信託銀行株式会社が神戸市に寄付を実施し、当該事業を支援しています。

関連プレスリリース

研究者

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